●法令運転

これ、できますか?
て言うか、日々やらないといけないんですよね一応。
でもどうしても状況に合わせて自分なりの運転をしてしまってますよね。
でもそれが自分に合わせた都合のいい運転になってませんか?
ちなみに僕は・・・です。ははは(^_^;)。

さて、試験場においての法令運転です。

まずは乗車です。
車両の前後と下に危険がないか確認します。
道路の安全を確認し運転席のドアを開け乗り込みます。
ドアを閉める際は一気に閉めては減点です。一回手前で止めて安全を確認した後
力強く閉めます。乗ったらすぐに鍵を閉めます。怠った場合危険行為で減点です。

そして発進準備です。
シートに位置を合わせます。ペダルを踏み込み膝が少し曲がる状態、
ハンドルの上部を持ったとき肘が軽く曲がる状態に位置を合わせます。
続いてルームミラー、バックミラーの角度を調整します。
終わったらシートベルトを締めてギアをニュートラルにしエンジンを始動します。

まずは安全確認の徹底。
ミラーで後方、車体側方の安全確認。その後、直接目視により再度安全確認。
よかったら合図を出し、再度同じ安全確認をして発進します。

続いてメリハリのある走行。
直線で見通しがよく安全だと判断できたならば加速チェンジをしながら
しっかりと加速。カーブや障害物通過など慎重を要する場所ではしっかり減速、
そして減速チェンジ。このときエンジンブレーキ&フットブレーキの併用
フットブレーキは段階に分けたポンピングブレーキです。

試験では運転技術も大事ですが、何よりも周辺への気配りが最も重要になるようです。
直進しているときも後方や側方に危険がないか常に確認をしたり、
信号交差点に進入する場合も、信号の色、左右からの車の往来、横断歩道、交差点内や交差点先の
安全確認。とにかくありとあらゆる確認をして下さい。このとき試験官(試験管じゃなくて)に
「安全確認をしているな」ということが分かってもらわないといけません。そのためには
大げさに首を動かしてミラーを見ていることをアピールしたり、呼称、指差しなども有効です。
このとき社交辞令的に動かしていては一気に目を付けられます。しっかりと確実に
行動してください。

例)信号交差点をまがる場合
1,交差点の30m手前で曲がりたい方(車道端から50cm以内)に寄せて(以後、進路変更)
  二輪車の進入を防がなければいけません。そのため進路変更の3秒手前で合図を出します。
  このときミラーで安全を確認してから合図を出します。
2,3秒経ったらミラーで安全確認後直接目視で巻き込みの安全を確認し進路変更をします。
  交差点までにしっかりと減速をし、ミラーと目視で巻き込みの安全を確認します。
3,信号、横断歩道、交差点内、交差点先の安全を確認し、交差点に進入します。
4,徐行(すぐに停止できる速度)しながら交差点を通過します。

こんな感じです。